友鶴（読み）トモヅル

デジタル大辞泉

とも‐づる【友鶴】

雌雄そろっている鶴。また転じて、よい配偶者。
「君が幾代の―と、ことぶきてこそ染めにけり」〈浄・島原蛙合戦〉

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

とも‐づる【友鶴】

〘名〙

① 仲のよい鶴。また、雌雄そろった鶴。

※林下集（1179頃か）下「和歌の浦にむれゐてあそぶともづるよいくちよふとも心変はるな」

② 転じて、よい配偶者をいう。

※浄瑠璃・傾城島原蛙合戦（1719）五「君が幾代の友鶴と、ことぶきてこそ染にけり」

出典　精選版 日本国語大辞典

［日本酒・本格焼酎・泡盛］銘柄コレクション

ともつる【友鶴】

群馬の日本酒。蔵元は「竹腰酒造店」。現在は廃業。蔵は高崎市箕郷町にあった。

出典　講談社