双子縞(読み)フタコジマ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「双子縞」の意味・読み・例文・類語

ふたこ‐じま【双子縞】

  1. 〘 名詞 〙 縞柄一つ。太い縞糸の両側に細い筋を通したもの。経(たていと)、緯(よこいと)綿糸を使用。埼玉県川越地方が主産地であったが、産地によって、野田双子、十二双子、東京双子、足立双子とも呼んだ。
    1. [初出の実例]「二子縞(フタコジマ)晴衣に〈略〉友禅の帯を結んだ〈略〉娘が」(出典:あたらよ(1899)〈内田魯庵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む