精選版 日本国語大辞典 「双子縞」の意味・読み・例文・類語 ふたこ‐じま【双子縞】 〘 名詞 〙 縞柄の一つ。太い縞糸の両側に細い筋を通したもの。経(たていと)、緯(よこいと)に綿糸を使用。埼玉県川越地方が主産地であったが、産地によって、野田双子、十二双子、東京双子、足立双子とも呼んだ。[初出の実例]「二子縞(フタコジマ)の晴衣に〈略〉友禅の帯を結んだ〈略〉娘が」(出典:あたらよ(1899)〈内田魯庵〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例