すべて 

反対概念(読み)ハンタイガイネン

デジタル大辞泉 「反対概念」の意味・読み・例文・類語

はんたい‐がいねん【反対概念】

論理学で、同一の類概念に属する概念うち、その内包上最も対立度ないし差異の大きな概念。例えば、白と黒の関係両者の間に灰色という中間の概念が介在する点が矛盾概念と異なる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 出典

精選版 日本国語大辞典 「反対概念」の意味・読み・例文・類語

はんたい‐がいねん【反対概念】

  1. 〘 名詞 〙 ある類概念に従属する概念のうち、その内包から見て最大の差異をもつ二つの概念。対立する概念。大と小、美と醜など、間に他の概念が入り得るのが特色
    1. [初出の実例]「同時に相発言することを得さる所の概念を反対概念。或は相異概念と云ふ」(出典:哲学階梯(1887)〈今井恒郎訳〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む