取らす(読み)トラス

精選版 日本国語大辞典 「取らす」の意味・読み・例文・類語

とら‐・す【取】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙とらせる(取)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙とらせる(取)
    1. [初出の実例]「問屋半分雪のむら消〈西友〉 惣領に是ほととらす芳野山〈西六〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)早何)

とら‐・す【取す】

  1. 〘 連語 〙 動詞「とる(取)」の未然形に、上代尊敬助動詞「す」の付いたもの。
    1. [初出の実例]「鵜河立て取左(とらサ)む鮎の其(し)が鰭(はた)はわれにかき向け思ひし思はば」(出典万葉集(8C後)一九・四一九一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む