取り申す(読み)トリモウス

デジタル大辞泉 「取り申す」の意味・読み・例文・類語

とり‐もう・す〔‐まうす〕【取り申す/執り申す】

[動サ四]
1 申し上げる。
「何事を―・さむと思ひめぐらすに」〈源・帚木〉
2 取り次いで申し上げる。
「入道随分―・ししかども、遂に御承引なくして」〈平家・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「取り申す」の意味・読み・例文・類語

とり‐もう・す‥まうす【取申・執申】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. ① とりついで申す。執奏する。
    1. [初出の実例]「凡免除雑官物符下省者〈略〉若有執申、十五日内令勘申」(出典:延喜式(927)二三)
  3. ② とりなして申し上げる。とり計らって申し上げる。
    1. [初出の実例]「うけ給はりぬ。〈略〉いとよくとり申さむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)忠こそ)
  4. ③ 自分の考え、気持などを取り立てて申し上げる。
    1. [初出の実例]「とり申さむかたも思ほえずなむ侍りしかば」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)

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