取木遺跡(読み)とりぎいせき

日本歴史地名大系 「取木遺跡」の解説

取木遺跡
とりぎいせき

[現在地名]倉吉市北面

北面きたも集落の北側、南から北に延びる丘陵上に位置する縄文時代古墳時代の遺跡。昭和五九年(一九八四)に発掘調査が行われ、縄文時代早期の竪穴住居跡一棟と焼石群二基、古墳時代後期の横穴式石室主体とする古墳四基、同時代の竪穴住居跡一棟・掘立柱建物跡一棟が検出された。縄文時代早期の住居跡は山陰地方で初めて確認されたものとして注目された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android