叙事体(読み)ジョジタイ

デジタル大辞泉 「叙事体」の意味・読み・例文・類語

じょじ‐たい【叙事体】

主観批評を避けて、事実をありのままに述べることを主とする文体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「叙事体」の意味・読み・例文・類語

じょじ‐たい【叙事体】

〘名〙 叙事を主とし、主観や批評をはさまない文体。叙事形式の文体。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「『更に行衛(ゆくえ)のしれざりしかば』といふ叙事体(ジョジタイ)の文をものするときにも」

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