叡桓(読み)えいかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「叡桓」の解説

叡桓 えいかん

?-? 平安時代中期の僧。
釈妙尼の子。天台宗寛和(かんな)元年(985)比叡山(ひえいざん)横川(よかわ)に安楽院(のち安楽律院)をひらく。修行僧のおおくは形ばかりの苦行をしているだけとし,心の修練を重視して戒律をかたくまもり,ひたすら法華経を読誦(どくじゅ)したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android