叢談(読み)ソウダン

デジタル大辞泉 「叢談」の意味・読み・例文・類語

そう‐だん【×叢談】

いろいろの物語を集めたもの。
新聞の―を論じ」〈服部誠一・東京新繁昌記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「叢談」の読み・字形・画数・意味

【叢談】そうだん

お話。

字通「叢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の叢談の言及

【伝奇】より

…一方,歴史的人物の逸話や事件の断片を集めた説話集は張鷟(ちようさく)の《朝野僉載(ちようやせんさい)》,趙璘(ちようりん)の《因話録》,李肇(りちよう)の《国史補》などが盛唐から中唐にかけて書かれ,さらに晩唐・五代へと続いていく。これらは〈志人小説〉とか,あるいは〈雑録〉〈叢談〉などと称せられる。これらは数十から300余編に及ぶ説話を記録していたが,その中には比較的長編でいわゆる伝奇風の内容をもつ作品もあり,これらの土壌から〈伝奇小説〉が生まれたと言えよう。…

※「叢談」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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