すべて 

趺坐(読み)フザ

デジタル大辞泉 「趺坐」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ざ【××坐】

[名](スル)足を組み合わせて座ること。「結跏けっか趺坐
「昔ながらの石仏のように寂然と―している」〈中勘助銀の匙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「趺坐」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ざ【趺坐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「趺」は足の表の意 ) 足を組み合わせてすわること。また、仏教坐法一つである結跏趺坐(けっかふざ)のこと。
    1. [初出の実例]「趺坐儼然宛如生也」(出典:済北集(1346頃か)一〇・山国師行状)
    2. [その他の文献]〔王維‐登弁覚寺詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「趺坐」の読み・字形・画数・意味

【趺坐】ふざ

結伽して坐する。唐・王維〔弁覚寺に登る〕詩 (なんさう)趺坐を承け 長梵聲

字通「趺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む