芸文志(読み)げいもんし(その他表記)yì wén zhì

改訂新版 世界大百科事典 「芸文志」の意味・わかりやすい解説

芸文志 (げいもんし)
yì wén zhì

中国の正史のなかの〈志〉の一種。各時代に存在する図書分類目録。またそれによって各時代の学術体系をうかがうことができる。劉歆(りゆうきん)の《七略》にもとづく《漢書》芸文志にはじまり,ときに〈経籍志〉と名をあらためながら,後世の正史に継承された。《漢書》芸文志は六芸略,諸子略,詩賦略,兵書略,術数略,方伎略から成り,《隋書》経籍志以後,経部,史部,子部,集部の四部分類法に定着した。
目録学
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 吉川

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む