口を守る瓶の如くす(読み)クチヲマモルカメノゴトクス

デジタル大辞泉 「口を守る瓶の如くす」の意味・読み・例文・類語

くちまもかめごとくす

《「癸辛雑識」から》不用意な発言は慎むべきであるということを、一度くつがえれば元に戻らない瓶の水にたとえた言葉
[類語]口はわざわいかど口から高野こうや口の虎は身を破る舌はわざわいの根舌のつるぎは命を絶つ蛙は口ゆえ蛇に呑まるるも舌に及ばず駟馬しばも追うあたわず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口を守る瓶の如くす」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 を 守(まも)る瓶(かめ)の如(ごと)くす

  1. 口(言葉)をつつしむべき事を、一度くつがえれば元にもどらない瓶の水にたとえて戒めることわざ。〔譬喩尽(1786)〕〔癸辛雑識‐別集下・守口如瓶〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android