精選版 日本国語大辞典 「口上役」の意味・読み・例文・類語 こうじょう‐やくコウジャウ‥【口上役】 〘 名詞 〙 近世の歌舞伎で、開幕前に総座中の配役を読み上げる役目。また、それをする人。今は一般に口上を述べる役、また、それをする人の意。[初出の実例]「口上役(コウジャウやく)さのみ評することなし。しかれども、此人の口上こはいろあって遠音がさし」(出典:評判記・役者大鑑合彩(1692)水嶋四郎兵衛) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例