デジタル大辞泉 「口付ける」の意味・読み・例文・類語 くち‐づ・ける【口付ける】 [動カ下一][文]くちづ・く[カ下二]1 自分の唇を相手の唇・顔・手などに触れる。接吻せっぷんする。2 言い慣らす。口癖に言う。「常のことぐさには…とぞ―・け給ひける」〈十訓抄・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「口付ける」の意味・読み・例文・類語 くち‐づ・ける【口付】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]くちづ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙① 口ぐせに言う。言いならす。[初出の実例]「常はかの浄心信敬不生疑惑者の文を口付け、ことぐさとせり」(出典:発心集(1216頃か)七)② 他のものに唇をつける。接吻する。[初出の実例]「ちがった顔とすがたの、おんがくが接吻(クチヅケ)られないごとく」(出典:続女ひと(1956)〈室生犀星〉女ごのための最後の詩集・とらへられざるままに) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例