口密(読み)クミツ

デジタル大辞泉 「口密」の意味・読み・例文・類語

く‐みつ【口密】

仏語三密の一。口に真言じゅすること。

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精選版 日本国語大辞典 「口密」の意味・読み・例文・類語

く‐みつ【口密】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「く」は「口」の呉音 ) 仏語。三密の一つ。口に発する言葉が秘密にされることで、ひそかに口に真言、陀羅尼経典を誦すること。
    1. [初出の実例]「明とは諸仏菩薩等の神咒を云なり。故に又は大明咒とも云也。是は口密なり」(出典:太平記鈔(1596‐1624頃)一八)

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