口説歌(読み)くどきうた

精選版 日本国語大辞典 「口説歌」の意味・読み・例文・類語

くどき‐うた【口説歌】

  1. 〘 名詞 〙 長編の叙事歌謡。七七調、または七五調詩形が多く、同じ旋律を繰り返してうたう。踊りを伴うものが多い。盆踊りにうたうものを踊り口説、木遣(きやり)にうたうものを木遣り口説、くどき木遣という。口説節。くどき。
    1. [初出の実例]「ふるき踊りのくどき唄に、白銀町には八町つづき松原こえてとうたひしも、此所の事なるべし」(出典:随筆・異本洞房語園(1720)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む