口説節(読み)くどきぶし

精選版 日本国語大辞典 「口説節」の意味・読み・例文・類語

くどき‐ぶし【口説節】

〘名〙
② 江戸後期に流行した俗曲。心中事件世間の話を長編歌物語に作って、瞽女(ごぜ)などが三味線に合わせてうたったもの。鈴木主水(もんど)八百屋お七などの事件がとりあげられた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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