口説節(読み)くどきぶし

精選版 日本国語大辞典 「口説節」の意味・読み・例文・類語

くどき‐ぶし【口説節】

  1. 〘 名詞 〙
  2. くどきうた(口説歌)
  3. 江戸後期に流行した俗曲。心中事件世間の話を長編歌物語に作って、瞽女(ごぜ)などが三味線に合わせてうたったもの。鈴木主水(もんど)八百屋お七などの事件がとりあげられた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 口説歌 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む