口金近村(読み)くちかねちかむら

日本歴史地名大系 「口金近村」の解説

口金近村
くちかねちかむら

[現在地名]佐用町口金近

円応寺えんのうじ村の北西、佐用川支流金近川下流域に開けた平地と標高二〇〇メートル台の緩傾山地に立地する。因幡道が通る。慶長国絵図には金近かねちか川沿いに「金尾村・細谷・かけ野・さへ谷村・金近村」がみえる。江戸期の領主の変遷は当初は佐用さよ村に、寛永一七年(一六四〇)以降は本位田ほんいでん村に同じ。正保郷帳に村名がみえ、田方一八七石余・畠方六六石余、芝山、小松はへ有と注記される。天保郷帳では高二六三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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