古今亭右朝(読み)ココンテイ ウチョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「古今亭右朝」の解説

古今亭 右朝
ココンテイ ウチョウ


職業
落語家

本名
田島 道寛

別名
前名=古今亭 志ん八(ココンテイ シンパチ)

生年月日
昭和23年 11月2日

出生地
東京都 国分寺市(台東区浅草)

学歴
日本大学芸術学部卒

経歴
浅草橋の組紐商に生まれる。小学3年の時にクラスで「寿限夢」を披露。高校、日大落研に所属。20歳で橘右近師事、橘右朝の名で寄席文字を書いていたが、昭和50年11月、27歳で志ん朝に入門し、志ん八となる。55年6月二ツ目を経て、63年真打ちに昇進、右朝となる。「廓噺(くるわばなし)」などをネタに、語り口の滑らかな本格派古典落語を正攻法で語る芸風で知られた。

受賞
若手演芸大賞(第3回)〔昭和63年〕,花形演芸大賞〔平成4年〕「厩火事

没年月日
平成13年 4月29日 (2001年)

家族
妻=田島 みどり(生田流箏曲家)

伝記
談志狂時代〈2〉師匠のお言葉寿限無のささやき師匠噺 立川 談幸 著立川 談四楼 著浜 美雪 著(発行元 うなぎ書房暮しの手帖社河出書房新社 ’09’07’07発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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