日本歴史地名大系 「古千谷村」の解説 古千谷村こぢやむら 東京都:足立区古千谷村[現在地名]足立区古千谷本町(こぢやほんちよう)一―四丁目・古千谷一―二丁目など毛長(けなが)堀(現毛長川)右岸に広がり、舎人(とねり)領に属する。北から西は舎人村、東は伊興(いこう)村、西は入谷(いりや)村など、南は加々皿沼(かがさらぬま)村。北部を見沼代(みぬまだい)用水が流れる。「本土寺過去帳」には年欠ながら一八日に「妙行 コチヤニテ トウ六父」、二七日に「妙泉位 山臥福泉坊子也 三月 ムサシコチヤニテ」とみえる。現古千谷本町一丁目の日蓮宗妙蓮(みようれん)寺は応永年間(一三九四―一四二八)に起立、天正年間(一五七三―九二)日慶が中興という(風土記稿)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報