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駕籠訴 かごそ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

駕籠訴
かごそ

江戸時代の越訴 (おっそ) の一つ。通常の裁判上の手続をとらず,幕府の有力者や大名が駕籠で通過する場所に待受けて訴状を出すこと。厳禁されていたので,訴人は罰せられたが,訴願の趣によっては調査が行われた。

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デジタル大辞泉の解説

かご‐そ【×籠訴】

江戸時代の越訴(おっそ)の一。幕府の重職にある人や大名などの駕籠が通行するのを待ち受けて直訴すること。

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百科事典マイペディアの解説

駕籠訴【かごそ】

江戸時代の越訴(おっそ)の一形態。幕府の上級者や大名が駕籠で通りかかるのを待って訴状をささげて訴えるもの。厳罰に処された。
→関連項目郡上一揆

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

駕籠訴
かごそ

江戸時代における越訴(おっそ)の一つ。農民や町人が自らの要求を携え、将軍や幕閣、あるいは藩主などの行列を待ち受け、これに訴状を差し出すこと。合法的手順を踏んでいないということから、幕府、領主は、これを禁じた。1652年(承応1)下総(しもうさ)佐倉領の名主惣五郎(そうごろう)が、自領主の苛政(かせい)を久世大和守(くぜやまとのかみ)および将軍家綱(いえつな)の駕籠先へ訴えたとの伝承や、1785年(天明5)山城(やましろ)伏見(ふしみ)の町民2名が、伏見奉行(ぶぎょう)の圧政を松平伯耆(ほうき)守に駕籠訴したことなどは著名である。[水本邦彦]
『横山十四男著『百姓一揆と義民伝承』(教育社歴史新書)』

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世界大百科事典内の駕籠訴の言及

【越訴】より

…しかし,村役人が村の利益を代表して越訴することは17世紀の百姓一揆の特徴となり,18世紀にはいると惣百姓が直接に集団で越訴する強訴(ごうそ)が増加する。幕府は,1711年(正徳1)に巡見使への出訴,21年(享保6)に目安箱への箱訴を認めて越訴の特例をつくるとともに,徒党強訴をはじめ駕籠訴(かごそ),駈込訴(かけこみそ),捨訴(すてそ),張訴(はりそ)などの順を踏まない直訴行為を厳禁した。【深谷 克己】。…

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