古名村(読み)こみようむら

日本歴史地名大系 「古名村」の解説

古名村
こみようむら

[現在地名]吉見町古名

丸貫まるぬき村の南に位置し、東は幕末に当村から分村した古名新田、南は大和田おおわだ村。地内には文永一二年(一二七五)の画像板碑、応安二年(一三六九)の阿弥陀一尊板碑、寛正六年(一四六五)の阿弥陀三尊板碑などがある。古くは北下砂きたしもずな村・丸貫村一村で下砂村と称していたが、元禄郷帳・元禄国絵図作成時頃までに北部が北下砂村として分村、残余の下砂村がその後、当村・丸貫村の二村に分れた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android