古地村(読み)こちむら

日本歴史地名大系 「古地村」の解説

古地村
こちむら

[現在地名]清音村古地

軽部かるべ村の南に位置。軽部山が西に突出した端を、南流してきた高梁たかはし川が大きく東に湾曲する。高梁川改修工事以前は「一方ハ又串川ヘ流レ、一方ハ酒津川ヘ流ル、是所ヲ水分レト云」(備陽記)地点であった。東風こち村とする表記もある(正保二年「下道郡絵図」池田家文庫)。寛永備中国絵図・正保郷帳に村名がみえ、高一四六石余、岡山藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android