古期教会スラブ語(読み)こききょうかいスラブご(その他表記)Old Church Slavonic language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古期教会スラブ語」の意味・わかりやすい解説

古期教会スラブ語
こききょうかいスラブご
Old Church Slavonic language

9世紀にモラビアキリスト教を布教した,キュリロスとメトディオスが翻訳した聖書 (現存するのは 10~11世紀の写本) によって知られる言語。南スラブ語に属し,古期ブルガリア語と呼ばれることもあるが,現代ブルガリア語がその直系といえるかどうかは疑問とされる。スラブ語派最古文献であり,再構されるスラブ祖語の形に近く,スラブ語派ならびにインド=ヨーロッパ語族の史的研究には重要な資料である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む