古櫓多村(読み)ごろたむら

日本歴史地名大系 「古櫓多村」の解説

古櫓多村
ごろたむら

[現在地名]瀬棚せたな郡北檜山町字太櫓ふとろ

明治二年(一八六九)から同三九年まで存続した後志国太櫓郡の村。太櫓村の南に位置し、西は日本海に面する。村は「シユマモイ」などを含んで成立。一八三五年(天保六年)から翌年にかけての飢饉惨状を記した「松前天保凶荒録」に「太櫓場所古櫓太」とあり「藤谷米蔵は生国津軽郡兼館村なるが、飢饉に付天保八年三月古櫓太へ小船にて渡る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android