惨状(読み)サンジョウ

デジタル大辞泉 「惨状」の意味・読み・例文・類語

さん‐じょう〔‐ジヤウ〕【惨状】

思わず目をそむけたくなるような、むごたらしいありさま。また、いたましいありさま。「事故現場の惨状」「難民惨状を報じる」
[類語]窮状逆境苦境危地窮地窮境難局羽目危険危難危機危殆きたい虎口ここうピンチ物騒剣呑けんのん危ない

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精選版 日本国語大辞典 「惨状」の意味・読み・例文・類語

さん‐じょう‥ジャウ【惨状】

  1. 〘 名詞 〙 悲惨状況。みじめな、あるいはむごたらしいありさま。いたましい様子
    1. [初出の実例]「一箇の人首台上にあり、眼を開き人を睨む、其状惨怪、西洋古賢を追慕するに、此惨状を作りて怪ます、風俗の異も亦奇なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)

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普及版 字通 「惨状」の読み・字形・画数・意味

【惨状】さんじよう

悲惨の状。

字通「惨」の項目を見る

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