北檜山町(読み)きたひやまちよう

日本歴史地名大系 「北檜山町」の解説

北檜山町
きたひやまちよう

面積:三七九・〇三平方キロ

昭和三〇年(一九五五)瀬棚せたな郡東瀬棚町と太櫓ふとろ郡太櫓村が合併して成立した瀬棚郡の自治体。檜山支庁管内の北部に位置し、北西は瀬棚郡瀬棚町、北は狩場かりば山・カスベ岳・メップ岳の三山を隔て後志支庁島牧しままき郡島牧村、東は瀬棚郡今金いまかね町、南は太櫓越峠・遊楽部ゆうらつぷ岳・太櫓岳を隔て久遠くどお大成たいせい町・爾志にし熊石くまいし町および渡島支庁山越やまこし八雲やくも町に接し、西は日本海に面する。北東および南東山間部にくの字形に折れ曲がる形をしており、中央を太櫓川、その北を後志利別しりべしとしべつ川が流れ日本海に注ぐ。海岸部の後志利別川河口と太櫓川河口との間は砂浜、中央部は岩浜、水垂みだれ岬から南端尾花おばな岬にかけては岸壁が続く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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