古海厳潮(読み)フルミ イズシオ

20世紀日本人名事典 「古海厳潮」の解説

古海 厳潮
フルミ イズシオ

明治・大正期の陸軍中将



生年
慶応1年9月11日(1865年)

没年
昭和13(1938)年8月7日

出身地
伊予国(愛媛県)

学歴〔年〕
陸士〔明治20年〕卒,陸大卒

経歴
明治20年陸軍歩兵少尉となり、のち陸軍戸山学校教官、陸軍大学校教官を務める。日清戦争、日露戦争従軍し、のち第5師団参謀長、第18師団参謀長、45年歩兵第36旅団長、大正3年朝鮮駐剳憲兵司令官などを経て、5年中将となり、7年第17師団長を務めた。10年待命、ついで予備役編入となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古海厳潮」の解説

古海厳潮 ふるみ-いずしお

1865-1938 明治-大正時代軍人
慶応元年9月11日生まれ。日清(にっしん)・日露戦争に従軍し,のち第五師団,第十八師団の参謀長,第十七師団長などをつとめた。大正5年陸軍中将。昭和13年8月7日死去。74歳。伊予(いよ)(愛媛県)出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android