古薩摩(読み)コサツマ

デジタル大辞泉 「古薩摩」の意味・読み・例文・類語

こ‐さつま【古×薩摩】

初期薩摩焼。江戸初期、朝鮮半島からの渡来人によって、鹿児島帖佐ちょうさなどの窯で焼かれたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「古薩摩」の意味・読み・例文・類語

こ‐さつま【古薩摩】

  1. 〘 名詞 〙 陶器一つ。薩摩焼初期の作を指す。江戸初期、朝鮮から帰化した陶工によって、鹿児島の帖佐、加治木御里(おさと)、苗代川、竪野の窯で焼成されたもの。〔本朝陶器攷証(1857)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android