古道通(読み)ふるみちどおり

日本歴史地名大系 「古道通」の解説

古道通
ふるみちどおり

富永とみなが町通の旧称。こっぽり通(現東大路通)より縄手なわて通までの間を東西に走り、四条通の一筋北なので四条裏の称もある。

「都すゞめ案内者」所載のなわてきをん新地絵図に「ふるミち通」、寛保元年(一七四一)京大絵図にも「古道通」とあり、新橋通を新道とよぶのに対しての称であろう。ただし正徳三年(一七一三)の絵図(上河原雄吉家文書)には、この道もまた、祇園領広小路畑地の造成に伴って開通したことが図示される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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