召し仰す(読み)めしおおす

精選版 日本国語大辞典 「召し仰す」の意味・読み・例文・類語

めし‐おお・す‥おほす【召仰】

  1. 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 上位者が下位者を呼び寄せて、行事役職など特定任務につくことを命じる。
    1. [初出の実例]「喚参議維時朝臣直幹・元夏之由、維時朝臣召仰如例」(出典九暦‐九条殿記・菊花宴・天暦七年(953)一〇月五日)
    2. 「近き御庄の人々めしおほせて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android