普及版 字通 「叮」の読み・字形・画数・意味
叮
5画
[字訓] たのむ・ねんごろ
[字形] 形声
声符は丁(てい)。〔玉〕に「叮嚀(ていねい)は囑付(しよくふ)するなり」とあり、人にものを依嘱することをいう。丁寧は鐘に類する楽器の名。慇懃(いんぎん)の意には叮嚀を用いる。
[訓義]
1. たのむ、あずける、いいつける。
2. ねんごろ。
3. 丁寧は楽器の音、その楽器。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕叮 トモ・コトニ 〔字鏡集〕叮 叮嚀なり。ツク・トシ・コトニ
[熟語]
叮嘱▶・叮▶・叮寧▶・叮嚀▶・叮鈴▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報