ていとう

精選版 日本国語大辞典 「ていとう」の意味・読み・例文・類語

てい‐とう ‥タウ

〘名〙 船、特に軍船
読本椿説弓張月(1807‐11)前・題詞「衝突勢若潮」 〔広雅疏証‐釈水〕

てい‐とう

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 鼓を打ちならす音、また、そのように澄んで高く響く音を表わす語。
一言芳談(1297‐1350頃)下「ていとうていとうと、つづみをうちて」
[2] 〘形動〙 ⇒ていとう(丁東)(一)

てい‐とう【蝀・蝃蝀】

〘名〙 虹(にじ)異称。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔詩経‐鄘風・蝃蝀〕

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デジタル大辞泉 「ていとう」の意味・読み・例文・類語

てい‐とう

[副]鼓を打つ音、また、そのような高く澄んだ音を表す語。
「已にして屋上に一点二点―の音あり」〈蘆花自然と人生

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普及版 字通 「ていとう」の読み・字形・画数・意味

】ていとう

虹。〔詩、風、東に在り 之れを敢て指さす(な)し 女子行り 母兄弟にざかる

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】ていとう

どて。

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【叮】ていとう

玉・鈴・琵琶の音。

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【堤】ていとう

堤唐

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