可視画像(読み)かしがぞう(その他表記)visible image

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「可視画像」の意味・わかりやすい解説

可視画像
かしがぞう
visible image

気象衛星から地球を撮影したもので,太陽光可視光線域の反射強度に応じて濃淡を付した画像。反射の大きいところは明るく(白く),小さいところは暗く(黒く)画像化している。一般の黒白写真とほぼ同じ。太陽高度によって見え方が異なるため,観測には注意が必要である。夜間は太陽が地球の裏側にあり,太陽光の反射がないため夜間の雲は可視画像に写らない。解像度は衛星の直下の赤道付近では約 1km。(→ひまわり

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android