台之郷(読み)だいのごう

日本歴史地名大系 「台之郷」の解説

台之郷
だいのごう

[現在地名]太田市台之郷・矢場新町やばしんまち

石原いしはら村の北、金山かなやま丘陵東南方の台地上に位置し、西は安良岡やすらおか村、北は上小林かみこばやし村、東は矢場村。南辺を日光例幣使街道東西に通じ、東境にら川が、西境休泊きゆうはく堀がそれぞれ南流する。寛文郷帳によると田方は旱損と注記され一千一一一石余、畑方五九六石余、館林藩領。天和二年(一六八二)の分郷配当帳では一千六六九石余分が旗本水野領などの六給。明和三年(一七六六)の太田宿助郷帳(太田市役所蔵)では勤高八八〇石七斗。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android