台唐臼(読み)ダイカラウス

デジタル大辞泉 「台唐臼」の意味・読み・例文・類語

だい‐からうす【台唐臼/台×碓】

きね足踏み部分に台をつけた唐臼。臼を地面に埋め込んだ固定的な地唐臼に対して、杵・臼のしかけ全体を持ち運び可能にしたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「台唐臼」の意味・読み・例文・類語

だい‐がらうす【台唐臼・台碓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だいからうす」とも ) 据えつけの唐臼。地面に埋めるか、半埋めにしたもので、足踏みの部分に台を設けたもの。主として米つき用。江戸中期に普及した。だいがら。
    1. [初出の実例]「下男は台唐臼(ダイガラウス)下女はさし足袋にいとまなし」(出典浮世草子好色一代女(1686)四)

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