日本歴史地名大系 「台新田」の解説 台新田だいしんでん 栃木県:宇都宮市台新田[現在地名]宇都宮市台新田町・台新田一丁目・今宮(いまみや)一―二丁目・同四丁目北は江曾島(えそじま)村、東と南は上横田(かみよこた)村と接する台地上の平坦地で、東部を日光街道が南北に貫通する。近世初頭は上横田村と一村で、承応二年(一六五三)頃分郷したという。地形は北東は畑地、南西は平林が続く(地誌取調)。江戸時代を通じて郷帳類には見いだされず、公式には上横田村の内として扱われた。正徳年間(一七一一―一六)の宇都宮領村々諸割物高付覚帳(五月女久五文書)によると諸役勤高二五九石とあるが、街道筋のため無役。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by