共同通信ニュース用語解説 「台風の進路予想図」の解説
台風の進路予想図
台風の進路予想を地図に記載したもの。予想進路上の円は「予報円」と呼ばれ、予報時間に台風の中心が円内にある確率が70%であることを示す。将来の予報円が大きくなっていくのは台風が勢力を増すからではなく進路予測が不確実になるため。台風の強さは中心付近の最大風速が秒速33メートル以上44メートル未満なら「強い」、44メートル以上54メートル未満で「非常に強い」、54メートル以上で「猛烈な」と表現。大きさは風速15メートル以上の強風域の半径が500キロ以上800キロ未満なら「大型(大きい)」、800キロ以上で「超大型(非常に大きい)」と表現。台風の強さの表現を気圧ではなく風速で決めるのは、風の強さが被害に直結するため。予想図には発表時点の中心位置や風速25メートル以上の暴風域、将来、暴風になる恐れがある暴風警戒域も表示される。
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