右繞(読み)ウニョウ

デジタル大辞泉 「右繞」の意味・読み・例文・類語

う‐にょう〔‐ネウ〕【右×繞】

仏教の敬礼法の一。古代インドの風習によるもので、尊者仏像などのまわりを、右回りに歩く作法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「右繞」の意味・読み・例文・類語

う‐にょう‥ネウ【右繞・右遶】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。敬礼法の一つで、尊者の傍を右回りに回ること。転じて、仏像を安置した須彌壇堂塔周囲を回る作法をもいう。三遍回ることを右繞三匝(さんぞう)という。〔無量寿経‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android