合わせガラス(読み)アワセガラス

化学辞典 第2版 「合わせガラス」の解説

合わせガラス
アワセガラス
laminated glass

安全ガラスの一種.2枚または,それ以上の磨き板ガラスを,ポリ(ビニルブチラール)などの接着力の強い合成樹脂薄膜をはさんで接着したもの.衝撃を受けても片側ガラスだけが割れるか,両側が割れたとしても飛散しない.これに化学強化ガラスを利用すると,さらに強さが増し,また両側のガラスが割れても,鋭い稜をもたない微細片となるので,接着膜に支えられて,軟らかい網のような状態となり,高度の安全ガラスが得られる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

リフォーム用語集 「合わせガラス」の解説

合わせガラス

強じんできわめて接着力の強い中間膜(フィルム)を2枚のガラスではさみこみ、高熱圧着したもの。万一破損しても中間膜にガラスが接着しているため破片の飛散や落下はほとんどなく、安全性が高いため、住宅の窓・外部建具・トップライトなどに用いられる。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

家とインテリアの用語がわかる辞典 「合わせガラス」の解説

あわせガラス【合わせガラス】

安全性を高めた機能ガラス。2枚の板ガラスの間に合成樹脂の膜をはさみ、加熱圧着したもの。破損しても破片が飛び散らない。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

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