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吉備中央町のPFAS問題
岡山県吉備中央町のPFAS問題 町の円城浄水場で、国の暫定目標値である1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)を大きく上回る値を検出したことが2023年に発覚。飲用水の使用制限に追い込まれ、住民独自の血液検査では高濃度の値を確認した。汚染原因は使用済み活性炭とみられる。活性炭には無数の微細な穴があり、排水処理などに使う吸着材として知られ、県調査では活性炭からも検出した。PFASには1万種類以上の物質があるとされ、水や油をはじくなどの特性から身近な製品に使われてきた。国は現在、一部PFASの輸入や製造を原則禁止としている。
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