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血液検査 けつえきけんさ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

血液検査
けつえきけんさ

血液の成分を調べること。診断に役立てるため,血液は疾患による各種の変化を敏感に反映するので,診断上,最も重要かつ不可欠の情報源になる。血液検査は,細胞成分の検査と液体成分の検査とに分けられる。

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デジタル大辞泉の解説

けつえき‐けんさ【血液検査】

血液を採ってその成分や、病原菌免疫反応などを調べること。

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百科事典マイペディアの解説

血液検査【けつえきけんさ】

血液を用いて行う検査の総称。おもなものをあげると,(1)形態学的検査。赤血球数,ヘモグロビン量,白血球数,白血球血液像,ヘモグラム(血液像),赤血球沈降速度凝固時間などの検査で,各種血液病,伝染病などの診断に役立つ。
→関連項目出生前診断診断スクリーニング検査

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とっさの日本語便利帳の解説

血液検査

血液検査により、身体の様々な情報が得られる。ただし、各検査の正常値は検査機関によって異なるため、結果表をよく確認することが必要。
肝機能検査▽肝細胞が破壊されて放出される様々な血清中の酵素、ALTAST、γ‐GTPALPLDHなどの量を測る。生化学的検査や、血清中の総ビリルビンを測定することも、肝疾患の病態や変化を把握する上で重要。
腎機能検査▽一般に尿素窒素クレアチニンなどを検査する。
膵臓機能検査▽膵炎では、リパーゼアミラーゼトリプシンなどの上昇が見られる
動脈硬化検査▽総コレステロールHDLコレステロール(善玉コレステロール)、トリグリセリドなどを測定。一般に総コレステロールの増加、HDLコレステロールの減少が動脈硬化の危険因子
糖尿病検査▽血糖(空腹時)を測定。糖尿病の患者については、HbA1cが測定され、糖尿病をコントロールする重要な尺度となる。
尿酸▽高値なら痛風の可能性が高い。腎不全や白血病などでも上昇。
CRP▽炎症の有無や程度を調べたり、炎症を起こす疾患の経過観察を行う。感染症や膠原病で上昇。
総たんぱく▽血清中のたんぱく質の総量を測り、生体内のたんぱく異常のスクリーニングに使う。
赤血球検査▽赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットにより、様々な種類の貧血の鑑別診断をすることができる。
白血球検査▽白血球数とその分類(種類)を見る。白血球の増える病気には様々な炎症性疾患、感染症、白血病などがあり、逆に減る病気には免疫不全症などがある。白血球の分類では、リンパ球、好中球、好酸球、好塩基球、単球のパーセンテージが重要。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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世界大百科事典 第2版の解説

けつえきけんさ【血液検査 blood test】

血液は血球成分と血漿に分かれるが,広義には,この両者に存在する成分について含量や性質,機能を検査することをいうが,狭義には,血球成分とこれに関連した血漿中の成分の異常の有無を調べる血液学的検査をいう。血球成分には赤血球,白血球(顆粒球,単球,リンパ球)および血小板があり,狭義の血液検査とは,これらの血中含量や役割についての検査をさす。このほか,骨髄の造血能をみる検査(血球成分の骨髄中での成熟,分化の程度,貯蔵状態の観察による造血異常の性質や程度を調べる検査),血液型や血球成分に対する抗体の検査,免疫グロブリンの検査などもあり,最近では,末梢血液や骨髄細胞の培養による染色体検査や分化,成熟異常の検査のほか,献血・輸血に際してエイズウイルス(HIV)の検査も行われるようになった。

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大辞林 第三版の解説

けつえきけんさ【血液検査】

採血した血液を用いて、血液像や成分の異常の有無、血清の生化学的検査および免疫反応などを調べること。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

血液検査
けつえきけんさ

病気の診断、治療効果判定の目的で、血液の諸成分を量的、質的に検査することをいう。検査は医師のほか、臨床検査技師衛生検査技師が行い、コンピュータを用いた自動検査機器が多く使われ、検査室の規模も大きくなって検査のスピードが迅速になった。また、行われる検査も臨床各方面にわたり多くの種類がある。以下、おもなものについて述べる。
(1)末梢(まっしょう)血液一般検査 血液中の有形成分(血球)について行われる検査であり、赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット(赤血球容積率)、白血球、血小板を算定する。血球の形態的検査には、塗抹標本をつくってギムザ染色を行い、白血球、赤血球、血小板、その他各種の観察を行う。
(2)血液生化学的検査 血漿(けっしょう)あるいは血清の中に含まれている化学的成分を測定するもので、タンパク質、炭水化物(含水炭素)、脂肪、ビタミン類、酵素、無機物について詳しい検査が行われている。肝機能、腎(じん)機能、血糖の検査など、多方面にわたる検査がある。
(3)免疫血清学的検査 抗原抗体反応を利用して検査が行われ、血清中に含まれている免疫グロブリン(抗体)、補体成分、多くの病気のときにつくられる特有な抗体、リンパ球の機能などが測定される。血清梅毒反応もその一つである。[伊藤健次郎]
『松崎広子著『血液検査は語る』第2版(1994・研成社) ▽日本検査血液学会編『スタンダード検査血液学』(2003・医歯薬出版)』

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世界大百科事典内の血液検査の言及

【医療】より

…人が病気にかかると,これらの物質の組成が変わるとともに,健康人の血液には含まれないような異常物質が出現する。血液検査によって多くの病気の状態がわかり診断が下せるので,今日では最も重要な検査法の一つである。 放射線医学的検査胸部のX線写真,消化管の造影剤を用いたX線検査のほかに,心・血管系,胆囊・胆管系,気管支系,リンパ系について特別な検査が行われる。…

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