デジタル大辞泉 「吉原御免状」の意味・読み・例文・類語 よしわらごめんじょう〔よしはらゴメンジヤウ〕【吉原御免状】 隆慶一郎による長編の伝奇時代小説。宮本武蔵に育てられた青年剣士松永誠一郎が、家康公から下された「神君御免状」を巡り、江戸吉原で裏柳生の忍びたちと闘う剣豪小説。昭和61年(1986)刊行。映画やドラマの脚本家として活躍していた著者の、小説家としてのデビュー作。同年の直木賞候補作ともなった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「吉原御免状」の解説 吉原御免状 隆慶一郎の長編時代小説。1986年刊。後水尾天皇の落胤で宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎が、遊郭・吉原誕生の秘密を記した「神君御免状」を巡って、裏柳生と闘う。続編に『かくれさと苦界行』(1987)がある。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報