吉原御免状(読み)ヨシワラゴメンジョウ

デジタル大辞泉 「吉原御免状」の意味・読み・例文・類語

よしわらごめんじょう〔よしはらゴメンジヤウ〕【吉原御免状】

隆慶一郎による長編の伝奇時代小説。宮本武蔵に育てられた青年剣士松永誠一郎が、家康公から下された「神君御免状」を巡り、江戸吉原で裏柳生の忍びたちと闘う剣豪小説。昭和61年(1986)刊行映画ドラマ脚本家として活躍していた著者の、小説家としてのデビュー作。同年直木賞候補作ともなった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「吉原御免状」の解説

吉原御免状

隆慶一郎の長編時代小説。1986年刊。後水尾天皇の落胤で宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎が、遊郭・吉原誕生の秘密を記した「神君御免状」を巡って、裏柳生と闘う。続編に『かくれさと苦界行』(1987)がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む