吉常村(読み)よしつねむら

日本歴史地名大系 「吉常村」の解説

吉常村
よしつねむら

[現在地名]広川町吉常

現広川町域の中央部南寄りに位置する。天正一二年(一五八四)三月一三日の稲員安守知行坪付(歴世古文書/大日本史料一一―一二)によれば、稲員安守は「二拾五町 吉常」など累代の知行地計七〇町の安堵大友義統に求めている。文禄二年(一五九三)三月一八日の高良山知行所指出(稲員家文書)にもとは稲員安守領で、当時は高良こうら(現久留米市)領となっていた当地二五町がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む