吉村甚兵衛(読み)よしむら じんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉村甚兵衛」の解説

吉村甚兵衛 よしむら-じんべえ

1836-1886 幕末-明治時代の通運業者。
天保(てんぽう)7年生まれ。三都定飛脚(じょうびきゃく)問屋和泉屋の主人。明治4年の官営郵便の開始によって打撃をうけ,5年陸運元会社を創立,8年内国通運会社(のちの日本通運)と改称し頭取となる。東京為替会社,廻漕会社の頭取もつとめた。明治19年11月26日死去。51歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android