吉美川尻村(読み)きびかわしりむら

日本歴史地名大系 「吉美川尻村」の解説

吉美川尻村
きびかわしりむら

[現在地名]湖西市吉美きび

古見こみ村の北西に位置し、いちみや川と笠子かさご川の河口にある。河尻村・川尻村とも称する。日蓮宗日什門流の祖日什は永徳三年(一三八三)に京都より下向し、遠江での三年間の布教を開始し、「吉美庄内小山田・河尻」などでの信者を獲得した(門徒古事)。古見の小山田おやまだに創建された妙立みようりゆう寺は日運が書写した本尊銘によると、応永二一年(一四一四)三月には「吉美荘西郷河尻」へ移建されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む