吉良長氏(読み)きら ながうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉良長氏」の解説

吉良長氏 きら-ながうじ

1211-1290 鎌倉時代の武将
建暦(けんりゃく)元年生まれ。三河(愛知県)守護足利義氏(よしうじ)の長男。父から三河幡豆郡(はずぐん)吉良荘西条の地頭職をゆずられ,将軍九条頼経(よりつね)に近侍,左衛門尉(さえもんのじょう),上総介(かずさのすけ)に任じられる。同家はのち西条吉良とよばれ,長氏が家祖とされた。正応(しょうおう)3年6月18日死去。80歳。幼名は太郎,五郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android