日本歴史地名大系 「吉部田八幡宮」の解説 吉部田八幡宮きべたはちまんぐう 山口県:厚狭郡山陽町末益村吉部田八幡宮[現在地名]山陽町大字郡 吉部田厚狭川の河口部で瀬戸内海が湾入した所の西側、吉部田の丘に鎮座。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。旧村社。社伝によれば寛弘二年(一〇〇五)宇佐(うさ)八幡(現大分県宇佐市)よりの勧請と伝える。「注進案」は建久六年(一一九五)の建立とする。「寺社由来」は当社について「毛利(厚狭)大蔵様より壱石弐斗三升御除、鴨庄之内鴨大明神之脇、社人自(さつか)数馬、同断作花形(刑)部両人抱」と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報