吉開村(読み)よしがえむら

日本歴史地名大系 「吉開村」の解説

吉開村
よしがえむら

[現在地名]三橋町吉開よしがい

木本きのもと村の東、沖端おきのはた川北岸に位置し、東は下妻しもつま馬間田ままだ(現筑後市)など。文禄四年(一五九五)の知行方目録には「吉かい村」とあり、高九八六石余。慶長二年(一五九七)の柳川領村高附帳(立花家文書)には吉ヶ江村とあり、反別六三町四反余・分米九一九石余、村柄は中。元和七年(一六二一)の郡村帳では吉開村とみえ、玄蕃高一千一九九石余・新田高三六石余、小物成は野手米二石余・山手米二石余。万治三年(一六六〇)の忠茂公御代之分限帳(渡辺家史料)によれば立花(米多比)三左衛門の知行地があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android