同室(読み)ドウシツ

デジタル大辞泉 「同室」の意味・読み・例文・類語

どう‐しつ【同室】

[名](スル)
同じ部屋
住む部屋、泊まる部屋を同じくすること。「寮で同室友人

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精選版 日本国語大辞典 「同室」の意味・読み・例文・類語

どう‐しつ【同室】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 同一の部屋。
    1. [初出の実例]「同室内に膝を突き合せて談笑する」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)
  3. ( ━する ) 部屋を同じくすること。下宿旅館などで、同じ部屋に居住・宿泊すること。
    1. [初出の実例]「法華経第四巻 右、今日所修者、為同室老人也」(出典東大寺文書‐二・建久九年(1198)四月一五日・貞慶逆修願文)
    2. 「停車場に迎へに来て呉れたも一人の方の友人━目形君━と同室する事にしたのだ」(出典:札幌(1908)〈石川啄木〉)
    3. [その他の文献]〔孟子‐離婁・下〕

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普及版 字通 「同室」の読み・字形・画数・意味

【同室】どうしつ

共に住む。

字通「同」の項目を見る

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